Media : 素敵なフラスタイル 2016 AUTUMN No.56
素敵なフラスタイル 2016 AUTUMN No.56(2016年9月27日発売)
特集『ホイケで輝け!日本のフラダンサー』の『ホイケを開催する目的とは?踊るのは誰のために?フラで何を伝えたい?「考えて踊るフラへ、ホイケはその第一歩」』というセクションにて掲載されました。
客観的に見る目を養うことがフラ向上への道
Q ホイケ開催の目的は?
A ホイケは日頃の練習の成果を発表する場ですが、家族やお友達に感謝とフラを伝える日でもあります。舞台を見てがんばっている姿を見ていただき、また応援していただけたらと思っています。
Q 舞台後は全員で録画を見てディスカッションをするそうですね?
A ダンサーの自己満足だけで終わらせず、自分たちの踊りを客観的に見る目を養わなければなりません。そして、フラ本来の使命である「伝える」ことができているか確認するためです。自分のフラだけでなく他の人のフラに対して何か言うのは抵抗がありますが、今はすっかり互いの良い点、問題点を共有できるようになりました。
Q ホイケはどのように構成しますか?
A ある程度私がプログラムを考えてから、私のクム、レイアロハ・リム・アミナに相談して許可をいただきます。基本的には、古代から現代への流れを踏まえて、フラ・カヒコ、フラ・アウアナとでプログラムを構成します。教室では全員がフラ・カヒコを学ぶのが原則。全員をすべての演目で踊らせてあげたいところですが、時間の限りもありますので出演は一人2~3曲ですね。もともと私はミュージカル界出身ということもあり、ホイケとはいえひとつの物語として考えたいのです。お客様が楽しんでいただけるような演出にするなど、私にしかできないことを盛り込むようにしています。